今回の記事だけ、動画のご紹介ではなく、このサイトについてのお話を、サイト作成者の忘備録として残させて頂きます。
「たっつん」以外の誰かがここに、たっつん以外の事を書くのはこれが最初で最後ですので何卒ご了承ください。
今、アドセンスに挑戦されている方へ向けて少しでも参考にして頂けたらという内容となります。
まず、サイト作成者である私についてですが、ネットでのあれこれしたノウハウを教える講師(ベテラン(?)アドセンサー)たちが挙って「今の時期の申請はお勧めできません(控えた方が無難です)。ずっとこのままという事は無いと思うので、もう少し緩くなるまで審査申請は待ってみましょう」と言い出した「史上最悪のアドセンス厳格化」と今でも「あの時期は鬼レベルだった」みたいに語られている2016年に頑張って審査を通したうちの一人です。
あれだけ苦労したのだから、それをそのまま使えたらどんなに良かったか…とは思います(笑)が、そもそもGoogleアドセンスでは2018年末からサイト(ドメイン)ごとの審査が必要となりました。
ので、結局それはできません。
このサイトで1から挑みました。
あの時、何か月も費やして得た経験測が今回とても役に立ったので、そのお話しを今ここでシェアさせて頂こうと思います。
ごく一部の方に向けたそれになるかとは思いますが、ピンポイントで刺さればきっと、確実にお役に立てると思いますので、どうか最後までお付き合い下さい。
ちなみに…

Contents
アドセンス審査の基準が変わっても!日本語が分かりづらくても!答えはそこに書いてある!
2019年から「アドセンスの審査基準が大幅に変わった」という話は聞いていました。
ですが巷では相変わらず「申請には20記事以上、1000文字以上、リンクは張らない、動画は載せない」という昔からのやり方が「審査の通し方」だとして幅を利かせています。
基準が変わったとされていても、それはそれなのかもしれませんが、そもそものお話で、このサイトを立ち上げた目的が、あくまでも個人のホームページとして「YouTubeにあげている動画の紹介をする」だったので、後半2つが鉄板条件なら、アウトだなと最初から冷静に捉えてはいました。
なので、とりあえず一度は審査に出して、アドセンスから「グーグルのポリシーに準拠していません」という理由の内容次第では、それはもう致し方がない事としてスッパリ諦めるつもりで最初は記事数8つで審査に出しました。
タイトルにある「合格時には記事数7つ」の理由は後述します。
審査にだした時の状況
記事数8
全て動画の紹介(YouTubeへのリンク)
固定ページ6
チャンネルの紹介
自作パソコンのお話
pc制作オーダーフォーム
プロフィールとプライバシーポリシー
サイトマップ
お問合せ
記事数8に対してカテゴリーは3つ、タグは3つ
審査1回目の詳細
見て頂ければ(2019年6月現在)分かる通り、2019年に審査に出すのに、2016年~2017年の投稿動画が6本、2018年は無し、2019年の作成が1本です。
そこに、2019年に作成された自作動画が1本(現在それは記事としての公開はしていません。理由は下記で)
コンテンツ内容としては、リンク先の動画から一度文字起こしをして、文面としてもきちんと商品レビューになるよう抜粋しました(記事内文字数400弱~1200程度)
固定ページには、審査時に必須と言われている「プライバシーポリシー」「プロフィール」「サイトマップ」「問合せ」をしっかりと用意して、グローバルメニューに配置しました。
カテゴリーやタグ、月間アーカイブなど、必要か必要じゃないかは分からないけど、「あった方が良い」とされるものはサイドバーにウィジェットで表示させました。
以上
これでいきました。
「審査に入りました」は、うろ覚えですが多分、2016年当時のと大差は無かったように感じます。
一週間くらいでメールがきました
審査の結果、残念ながら、
問題を解決するには「そこ」に書かれてる事をまず理解する!それが一番の近道!
届いたメールにはこうあります。
詳細については、アカウントの [サイト] ページをご覧ください。
詳しい情報や AdSense アカウントの開設に関するヒントについては、こちらのヘルプ記事でご覧いただけます。
ここが、初めての方などが一番、「わけが分からない」「意味が分からない」とテンパってしまうポイントなのですけど、何十回とそれを見てきた経験者の私は知っているのですよ…
この[サイト]を開いて書かれているそれが、審査に通らなかった原因なのだと。
要は、そこに書かれてある事を修正すれば良いだけなのです。
ググってググってググりまくって、「修正ポイント」を探しておられる方、よく聞いて下さい。
「そこ」に書いてありますよ!!
「価値の低い広告枠(作成中のサイト)について」とは?難しい言い回しに怯むことなかれ!
以下、原文ままです。
サイトは広告を表示できない状態です
お客様のサイトで複数のポリシー違反が確認されたため、サイトに広告を表示できない状態です。
1.価値の低い広告枠(作成中のサイト)について
AdSense のプログラムポリシーに記載されているとおり、コンテンツが不必要に操作しにくいページやアプリには、修正が行われるまで Google 広告が表示されません。これには、作成中のページや機能していないページやアプリ、エラーメッセージが表示されるページやアプリなどが含まれます。
詳しくは、プログラムポリシーをご覧ください。
詳しくは、コンテンツポリシーやヘルプセンターをご確認下さい。ポリシー違反を解消したら、サイトの審査をリクエストできます。
項目が「1.」しかないのに「複数のポリシー違反」と表記されているという事は、きっと、これはある程度のテンプレートなのだと推測できます。
だから「自分はたくさん違反をしているのだろうか…」などと深く考える必要はありません。
大切なのはその下に書かれている内容を理解する事の方です。
例えばそれはこんな風にです。
コンテンツが不必要に操作しにくいページやアプリには…
アドセンスは開発アプリでも申請できるので、この文言もそちらと併用のテンプレです。
こちらのサイトは、上記でも書いた通り、「余計な事」は何もせず、超絶シンプルな状態で審査に出しているので、「不必要に操作しにくいページ」は無いです。
これには、作成中のページや機能していないページ(略)含まれます
はい、これ!!
この「作成中のページ」ってなんの事を指しているのか分かりますか?
「下書き保存」がこれに含まれるなんて教えているサイトを見かける事もありますが、経験上それは無いと断言します。
アドセンスの審査では、「記事の文字数が少ない」と「作成中」とみなされるんです。←たぶんbot判断
「最低でも7~800文字、理想は1000文字以上」と昔からこれだけ言われているのに、400文字足らずの記事があるまま審査にだすとか…冒険しすぎました。
再審査に出すためにしたこと
根本的にサイトの趣旨が違うからダメだと言われたらそこでやめるつもりで審査にだしたのではありますが、上記のようなメール内容だったので、「これはいけるんじゃないか!」と思いまして…
すぐに修正して再審査に出す事にしました。
一昔前は『審査に不合格になったら、すぐに再審査に出すと機械的に落とされる可能性があるのと、アドセンスのひも付けが解除されるのに約2週間かかります。少なくとも2週間は再審査に出さないようにしてください。』などと言われていましたが、私は今回、修正してすぐに出しました。
バタバタしている中でのそれだったので、詳細は曖昧ですが、翌日だったか翌々日には出しました。
「修正してください」と言われたことをまず直す
「作成中のページ」と思われるもの(文字数が極端に少ないページ)に文字を足して、全ての記事が1000文字以上になるようにしました。
また、このサイトではSmart Sliderというプラグインを使っているので、どうしても、そのためのページが必要となります。
それが上記で述べた、現在は「公開していないページ」です。
記事数が少ない事を懸念して、そのページに無理やり文字をはめ込んで公開ページにしていたのですが、どう頑張っても1000文字以上にする事が出来なかったので、悪あがきは止めて、おとなしくそれは下書きにいれる事にしました。
だから、再審査の時には1記事減った7記事(+下書き保存3)での挑戦となりました。
再審査では目視確認が厳しくなる(都市伝説)を意識!
真偽のほどは分かりませんが、「再審査では人の目によるチェックが厳しめになる」と、これも昔から言われている事です。
せっかく記事数が少ない状態なので、すべての記事をリライトしました。
動画から起こした文字だけではなく、商品の製品説明をきちんと公式から持ってきました。
先ほども言いましたが、このサイトは現時点で記事にしている動画の内容がもう古いんです。
年単位で昔のそれを今さら出してもGoogleは情報としては扱ってくれません。
日にちの改ざんや諸々、やろうと思えば小手先の目くらましなんていくらでも可能ですが、それは、「bot審査ならごまかせる」程度です。
人の目で内容を確認されたらアウトですし、アウトだなんだって事よりも何よりも私はそんな事をして、「このサイト」の価値を落としたくなかったんです。
何度も言ってきているように、このサイトはアドセンスに通す事を目的として作ったわけではありません。
「このサイト」で真っ向から勝負しなければ意味がないので、「このサイト」の趣旨を変えず、アドセンスのそれに合うようにサイト作成者としてやるべき事をやりました。
数年前に何度も心を折られた経験が、「じゃあこうすれば良いのか」ってすぐに思いつく程度には得てきた知識として初めて役に立ちました。
なので、新しい商品がでているものに関してはその情報を載せ、比較や感想をきちんと書いて独自のコンテンツ色を出しました。
最初のあの「とりあえずやってみるか」などという気持ちから一転、こうなってくると「絶対、通す!」と意地になるのが人ってもんです。
やれる事は全部やってから臨む事にしました。
プログラムポリシーを3回読む!
これね、サラっとしか読んでいないで「どうしてですか?」ってなってる人たまに見かけますけど、ちゃんと理解できるまでしっかり読み込むべきですよ?
審査前に必ず一度は読みましょう。
で、アドバイスとしては、「危なそうなこと」は審査に通す間だけでも消した方が無難です。
ヘルプフォーラムなどで「これはどうですか?」みたいに過激にギリギリを攻めたがっている方を見かけますが、「無難に」が一番の正攻法だと私は経験上そう思うのです。
ポリシー違反になり”そう”なことは全てやめる
何がポリシー違反なのかは書いてある通りなのですが、あれにドンピシャに当てはまる事ってそうそう無いと思うんです。
だから、皆さんが悩まれる事だとは思うのですが…
「これも当てはまるだろうか?」と考えてしまうような事は「全てやめるみる」のが一番早いと思います。
だって、一度、落ちてるんだから!!
だから、2016年のあの時にも、「まさかこれ?」って思ったあれを今回も念のためにすべてやめてみました。
クリックや表示を促す(リワード広告枠以外)
リワード広告枠を除き、サイト運営者様がご自身の広告をクリックしたり表示したりするようユーザーに促すこと、またクリック数を増やすために不正な方法を使うことは禁止されています。これには、広告の閲覧や検索に対してユーザーに報酬を提供すること、そうした行為に対して第三者に支払いを約束すること、または個々の広告の横に画像を配置することなどが含まれますが、これらに限定されません。
この文言の意味、分かりますか?
広告を指して「ここを押してね」みたいな誘導はポリシー違反で配信停止になる事は分かりきっているのに、これまで多くの経験者たちが踏んできたポリシー違反になぜかこれと思しきそれが結構な頻度であるのです。
この『広告をクリックしたり表示したりするようユーザーに促す』って、これ、広告を指していなくてもアウトだったりするようなんです。
ちゃんと『これらに限定されません』って文末にもあるじゃないですか?
あくまでも個人的な感覚でいうと、Google様の言うことは、運転免許の試験のような、ひっかけ問題を解読していく感覚で解釈していくと良いんじゃないかと思います。
※多分、米国表記を堅苦しく翻訳している事の弊害なのではないかとエスパー
「ユーザーに促す」表記をすべて変えた
さっきも言った通り、このサイトはあくまでもYouTubeのチャンネルを紹介したいがためのそれです。
よって、あちらこちらに「チャンネル登録してね」という『ユーザーに(何某かを)促す』ボタンを配置していました。
そのボタンを無くす事は本末転倒となり、サイトそのものの意義がなくなるのでやりませんでしたが、代わりに、それらの文言を全て別の表記に変更しました。
※現状(2019年6月現在)そのままにしてあります。
ランキングサイトに登録されている方なんかの「クリックお願いします」とか「ここをポチっと」とか、それらを外したら通ったって話は昔から割とよく聞きますので、思い当たる方はすぐにその表記だけでも無くした方が無難ですよ。
※ランキングサイトのボタンを配置しているだけなら「通った」という実例はたくさん聞いています。
まとめ~再審査「24時間以内の返信」が3時間できた事から推測できること~
上記の事をやって、(再)審査のリクエストボタンを押したら、「通常は24時間以内で~」というような画面に切り替わりました。
そこからたったの3時間後に届きました。
これはあくまでも推測なのですけど、数年前の何十回というあれから今回の事で確信したのは、やっぱり再審査では、隅から隅までを見るような事はしていない。
再審査では「そこ」が修正されているかどうかだけなんだという事です。
だから、
- Googleから「何を言われているのか」を正しく理解する
- 余計な事は考えずに言われた事をまずベストな状態に修正する(危うい事・不安要素は全て排除)
- その時、古い情報をあてにしない(情報過多は混乱するだけです)
これが、一番の正攻法かつ近道だと思います。
頑張って下さいね!